本文へジャンプするためのナビゲーションスキップです
本文へジャンプ
日本栄養・食糧学会 - 年次大会講演発表データベース
日本栄養·食糧学会のサイトへ戻る
検索ホーム
»
検索結果一覧
»
講演詳細
講演詳細
分類
一般演題
年度
2014
講演日時
2014年05月31日16:03-17:27
会場名
M
発表番号
2M-18p
セッション名
栄養生理:その他2
タイトル
発酵青バナナ末のマウスを用いた免疫賦活効果の検証
Evaluation of fermented unripe banana powder for immunostimulating effects on mice
著者
○扇谷 えり子
1
、堀江 健二
2
、井上 侑紀
2
、渡部 和哉
2
、青笹 正義
2
、丸 勇史
2
、加藤 敬
3
、山田 敬
3
、金 武祚
2
、松田 修
1
○Ohgitani Eriko
1
, Horie Kenji
2
, Inoue Yuki
2
, Watabe Kazuya
2
, Aosasa Masayoshi
2
, Maru Isahumi
2
, Kato Takashi
3
, Yamada Takashi
3
, Kim Mujo
2
, Mazda Osam
1
所属
1
京都府医大、
2
(株)ファーマフーズ、
3
(株)ドール
要旨
目的:前演者らは未成熟なバナナの果実部から得た青バナナ末を酵素・微生物等を用いて分解・発酵することで、溶解度が高く味の良い発酵青バナナ末を調製することに成功し、その免疫賦活効果の報告を行った。本発表では、発酵青バナナ末を用いた動物試験を実施し免疫賦活効果の検証を行ったので報告する。
方法:マウス(BALB/cマウス、8週齢、雌)を用い、ゾンデにより発酵青バナナ末を蒸留水に溶かした溶液を経口投与した。マウスは3群(5匹/群)に分け、Control群(蒸留水)とLow dose(0.1mg/g B.W.)群、High dose(0.5mg/g B.W.)群を設定した。発酵青バナナ末を10日間経口投与したマウスから脾細胞を回収し、10%FBS添加RPMI1640培地で3x106 cells/mLに調整し24-well plateに播種した。その後LPS、ConAで細胞を刺激し24時間、72時間後の培養上清中のサイトカイン(IFN-γ、TNF-α、IL-12、IL-4)をELISAにより測定した。
結果:回収した脾細胞をLPSで刺激し、24時間及び72時間培養上清中のIFN-γを測定した。その結果、High dose群でControl群と比較して有意(p<0.001)な発現量増加が認められた。同培養上清中のTNF-αを測定した結果、High dose群でControl群と比較して有意(p<0.001)な発現量増加が認められた。ConA刺激72時間培養上清中のTNF-αを測定した結果、High dose群(p<0.001)、Low dose群(p<0.05)で投与量に依存した有意な発現量増加が認められた。ConA刺激24時間培養上清中のIL-12を測定した結果、High dose群で有意(p<0.01)な発現量増加が認められた。以上より、発酵青バナナ末の経口摂取により免疫賦活効果が得られることが示唆された。
キーワード1
バナナ
キーワード2
発酵
キーワード3
免疫
検索結果一覧へ戻る
検索条件入力ページへ戻る